◆◆◆ 134 ★ 個展を開くことにする ◆◆◆
2004.5.19 |
ぼんやりしていると、描いた油絵は既に、60枚を越えていた。
最近アトリエに来た人は、全員が、『イッパイ描いたねぇ』などと、一回りする。 額縁屋のオヤジなどは、『こーいうのをイッパイ描けよ。アンタの絵は、フツーの人は買わねぇからヨォ。』 などと、バラの絵を手に持ち、一般人が飾りやすい絵を描くようにアタシを説得する。 そうして、アチコチ勝手に物色して回る。 猫が縄張りを点検するのに似ている。 |
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先日、谷中で、ご自分のアトリエで展覧会を開いている人がいたので行ってきた。
古民家を改造した平屋のアトリエは、そんなに広くもなく、展示スペースなら、展示用に改造している、ウチの方が多いかもなあ。ガーデンもあるし。 (ガーデンは、そんなに広くないっすけど、イスとテーブルを出せば、お茶位飲めます。) アトリエで個展を開くと、外に出ていくお金を最小限に出来るもんね。 ここは、思案するところと思う。 |
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今日は、額縁屋に、油絵用の額が特価で出ていたので、早速完成したばかりの油絵を入れて、郵便局に持っていく。 郵便局の人も、版画より、油絵の方が迫力あるので、ウレシそうだった。 そのあと、不動産屋が、パソコン導入の相談に来て、左の絵を見ると、今飾っているのと差し替えたいという話になり、そそくさと持っていってしまう。 良くできた絵は、やっぱ、飾りたいもんなあ。 この絵は、アタシの絵の中では時間かかっているのよね。特に花瓶。3回も上描きして『白』かよっ。 たはは。 不動産屋は、さすがに、来る客の筋が金持ちで、お客様から、『この絵はどうしたのか?』と聞かれることが多いらしい。誰だって、絵は欲しいと思っているけど、なかなか買ったりはできないのである。 油絵が、店内に置いてあるというのは、この辺りでは珍しいことで、今まで掛けてあったローランサンの複製画よりは、かなり存在感が高い。 そうだよなぁ。ポスターよりも、存在感薄い油絵じゃ、描かない方がマシだもんなあ。 |
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個展の開催日は、ボーナスを狙って、ボーナス辺りの日に決定する。
でも、6日は銅版画なので、開催日は7/1-5日までにする。ボーナスって、5日なんじゃないの? ま、いいか。 不景気だけど、ボーナスって、この世にまだ、存在しているのだろうか? うーむ。何年も無収入だと、感覚鈍っていけないわぁ。 そんでもって、ポスターでも作ろうと、朝からせっせと作り始める。自分で作れると便利だぜ。 一種類だと淋しいので、何種類か作ることにする。 街を歩いているウチに、イロイロな絵を見なくてはならなくて、どーしても、見に来たくなるという戦略だ。考えたぜ。 この柄のポスターは、人気なさそうだわぁ。 |
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やっぱ、あれだよなぁ。
もう少し、小さいのを作りたいよなあ。 SMとか、F3ぐらいのサイズだと、額も安いし、売りやすいもんなあ。 すぐ描けるし。(→左のは1時間位) F4カンバスよりも小さいカンバスの方が、値段が高いっていうのが納得できないんだよねぇ。 うーむ。世の中には謎が多い。 あと一ヶ月かぁ。あれだよねぇ。急いで描かないと、乾かないよなあ。 アタシの作品は厚塗りだから、完全乾燥は、もう、間に合わないかもなあ。 ということで、まさかいないと思いますけど、欲しい絵がある方は、今のうちにご予約・お買い上げ下さい。 後から送るの面倒な上に、展示する作品もイッパイあるので、展示即売にしちゃうと思います。 よろしくですぅ。 |
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