◆◆◆ 107 ★ 絵の具作りの道具など ◆◆◆

2004.3.30

これがインクの練り棒。

大理石のも持っているのだが、ガラスのように洗えない。

イロイロな色の絵の具を作りたいので、ガラスの練り棒はどうしても必要だったのだ。

これで、カンバス8枚分とはねぇ。

絵の具代が本当に節約できるのかどうかは、アタシが、どのくらい、絵の具を作るのかにもよる。

でも、高い色というのは、買うのに勇気がいる。粉系は、とても安価なのに、大量の絵の具を作れるのである。

大きい作品のときなどには、かなりお金を節約できるということになる。

これが、粉末の絵の具。

カドミウム系の絵の具ばかりを買う。

ビンに×印つきまくり。

防塵マスクも買おう・・・・・。

カドミウム系の絵の具は、色を選ぶのだが、白色の選択さえ間違えなければ、発色がとても美しいのである。

インクを練っている時間というのは、まるで、魔法の薬を作っているような気分で、それはもう、危険極まりないのであった。

久しぶりに登場のお猫さま。

最近ネズミがアトリエに出没しはじめたが、彼女が来ると、ネズミは、来なくなる。

やはり、この『永遠の天敵』のニオイがキライなんだろう。

エコ版画は油絵の具で刷られたため、残った絵の具で、描きかけの作品を進める。

仕上げをするまでは、なんだか間延びした感じの作品なのだが、最終的な線を入れると、全体がピピっと引き締まり、私の絵という感じがする。

左上のオレンジをもう少し落ち着いた色にしようとか、中央の花びらをもう少し工夫したいとか、そんなことを考える。

近くで見ると、もう少し質感がある。

デジタルの画像というのは、全く味気が無いものである。

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