◆◆◆ 073 ★ 丸伊のバッグ? ◆◆◆

2004.2.14

北千住に、マルイがオープンする。

マジっすか?

かれこれ、4年近く工事し続けている、駅前のビルである。何よりも嬉しいのは、ハンズが入ること。

マルイのお兄さんは、ビルが工事中で、仕事がヒマなのか、店長自らが、ご近所様に、ご挨拶回り。

『長いことご迷惑かけて、申し訳ありません。』

ずっと、ここにはいなかったんだけどね。

一応、文句言っておこう。

『全くね。ホント迷惑だったよ。そんで、何かくれるの?』

そういうと、大きな袋の中から、このバッグを取り出して、『マルイの宣伝をしてください。』

などという。

『この絵は何なの?』

と聞くと、北千住のアチコチに住む『猫の七福神』なのだそうだ。

もう少しマシなデザインに出来なかったのかねー。

しかも、ポケットはないし、ヒモは、あと5センチ短いのよ。肩からかけるには短いし、手で持つには長い長さ。使えないぜ。

男が女モノデザインするとこうなる。

仕方がないので、ミシンカバーの余りのイカット布を、貼り付けてみる。

ヒモも、肩からかけられる長さに伸ばす。

おおっ。マルイ価格12000円相当だぜ。

(バリ島価格は1000円)

ポケットや、ケータイ用のポッケもつけて、毎日利用するぞという、気合十分のエコバッグ。

マルイのバッグを持って、2-3回町に買い物にでたんだけどね、目立つのよ。

みんな持っているからさー。

そんでもって、『こんなの持ち歩いている貧乏人は、アタシくらいだぜ』と思っていたら、小学校のママさんなんかは、みんな使っているのだそう。

みんな、デザイン同じバッグだからね、名前書いてあるらしい。(爆)

写真でみると、カンタンに仕上がったとアナタは思うかもしれないが、実は、この作業には2時間半ほどかかる。

革用の針と、20番の糸というのを利用。

金属製の指貫もしたのだが、何度も針が指に突き刺さり、完成するころには、指は血だらけに。

手袋もすればヨカッタぜ。

どっちにしたって、下北沢のインディーズで買いましたという風に生まれ変わったバッグは、当分、アタシに使われることは間違いが無い。

地球環境にやさしい企画だぜ。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.