◆◆◆ 071 ★ Rica's Red のインク作り、いよいよスタート ◆◆◆

2004.2.8

文房堂の展覧会が、今月末からスタートするらしい。オジャラも一つ出品しようと思う。

そんでもって、早速、赤いインクを作らなければならなくなる。

確かに、早い時期に作るほうがいいに決まっている。アタシは、極度に物忘れが早いのだ。

これが、今回の赤。

まさかいないと思いますけど、詳しい作り方の説明なんかは、こちらをごらんになってください。

延々と、インクの話が続きます。

今回の天使は、シュガーのエンジェル。

版を見ただけでも、天使が笑ってくれています。

ワクワクするわぁ。

これは、推定6回程度のシュガーチントの腐食を繰り返した作品です。一部、ニードルで描画もしています。

赤いインクは、イロイロな粉を途中で混ぜられて、また一枚、また一枚と刷られてゆきます。

それにしたって、刷りあがったのを並べて、どんなもんか、よーくチェックすると、どうも、刷りの完成度にムラがある。

コントラストがもうイマイチ。

もっと、黒い部分が欲しいところである。

どうすっかな。アクアチントにするか、エッチングにするか。版がダメになるリスクもあるからなあ・・・・。

悩みまくり・・・・。

おおっ。空飛んでるぜ。

カワイイぜ。

お猫様は、全く興味ないというお顔で、爆睡中。

天使の試し刷りは、思いのほか難航しました

今日は5枚刷っただけで終了です。

やはり、油絵4枚描くほうが、儲かりそうです。

はぁ。

フツー、油絵の方が時間かかるから、版画にするんだけどなあ。

一体なんなのよー。

そうして、もう少し、黒い部分(腐食が深いという意味です。)を増やしたいなと思って、どうするか考えています。

もう一版の版画。

いやぁ。この版の出来はひどかったぜ。

カリスマ先生の作ってくださったインクで、一応練習してみました。

少なくとも2-3枚は、版画にしないと、やっぱ、申し訳ないもんなあ。

そういえば、地球環境破壊的な創作活動だと言われたよなあ。

100版も作ったのに、この程度の作品しかできないのであれば、銅版画は、やっぱ、辞めることにしようかと、真剣に悩んでしまう。

これがなくなると、懐が大分楽になるからである。

そんでも、このまま辞めてしまうと、環境破壊を益々広げてしまうので、とりあえず、ドリルで加筆して、もう少し見れる作品にしようと思い直すオジャラ。

ワリに、立ち直りが早い。

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