◆◆◆ 055 ★ 歳末もらい物、拾い物のご紹介 ◆◆◆

そうなのか。『シャボン玉あおいそら』は、そういうコンセプトに変更になったのか。貧しいのぅ。

2003.12.20

リサイクルゴミの日の拾い物。

棚に取り付けるフックが不足してしまい、金物屋に買いに行くと、ゴミ置き場に、百科事典らしき品。

しかも、子供用。子供用の百科事典は、図解が大量にある。

『動物、人体、物理』の本が落ちていた。植物もあればヨカッタのによぉ。

などと思いながら、帰りに拾って帰る。

一冊6000円の本である。

何に使うのかですか?

オジャラは、前から、目玉とか、筋肉とか、心臓部とか、そういうのを絵にしたいと思っていたんっす。

絵というか、カワイイ版画にね。

理由っすか?

病院のドクターは、よく、そういう小品を、診察室とか、デスクに飾っているんっす。ホントっす。

オジャラは、絵を買う人の研究もしています。

売れる絵というのは、需要のある絵ってことなんっす。

画家として生計を立てるには、売れる絵を研究しなければなりません。ドクターは、絵を買うんです。

金はあるもんなあ。

そんなこんなで、描きたいというワケでもない目玉の研究をするオジャラ。(ホントはちょっと描きたい。)

芸術家への道って、深いわぁ。

帰国後すぐに、ヤフオクで、茶箪笥を落札する。

そこのお家は、超豪邸で、他にも、テーブルや椅子、小さい戸棚、テレビなんかを処分されるということで、アタシは、さまざまな品を買いまくった。

あの、スリッパ立てや、傘立てもそちらのお宅の品である。

そうして、今回、新たに、イスとガラスを取りに行くことになり、不動産屋から、トラックを借りると、荷台に、このバスタブ。

これ、どうすんの?と聞くと、

『捨てる』とおっしゃるではないの。

オジャラは、実は、バラを育てるプランターを探していたのだ。ウチのガーデンは、バラ園にはならない。理由は、土が粘土で、土を入れ替えなければならないからである。そんだったら、プランターを買おうと考えていたが、金が無い。でも、バラは欲しい。

そんな折、このバスタブよぉ。

空色ペンキも余っているしさあ、使いますとも。

生ゴミと土手から拾ってきた土を混ぜて、堆肥作りから始めるのである。

楽しみだ。

不動産屋は、台所のシンクも捨てそうになっていた。

ウチの奴より、シッカリしているぜ。

ウチの製作用のシンクときたら、土間に置いてあったせいで、足がボロボロに腐っていて、ガクガクしているのよ。それに、もう一個あると、作業スペース広がって便利だし。

助かるわ。

上の品は、木のつづら。

これは、60センチ幅にノコギリで切り、ビニール袋をかぶせて、絵を乾かす棚の板にする。

あの、赤富士さえ、今は、棚板だぜ。

この木箱で、4枚は取れるからなあ。棚板は、買わずに済みそうで、アタシはかなりウレシイのだった。

昔の窓枠。

なんといっても、お金持ちの家の窓は、捨てる枠であっても、頑丈なのである。

カンバスの枠が無くなったら、これにカンバスや、コーヒー袋を張って、絵を描こうと思う。

モディリアーニも、廃材や、鉄道資材置き場から盗んできた敷石などを使って、作品を作り続けたと書かれている。

アタシは、盗むほどはまだ貧乏じゃないけど、作る量がハンパじゃないので、金は、すぐに尽きてしまうと思う。

でも、画家だから、金が無くても、絵を描かないといけないからなあ。たはははは。

モリディアーニの継承者と呼ばれる日が来るかもなあ。(貧乏な所がよ。うふふ。)

版画のベッドの上に敷いて使う、アクリルボードを探していたのだが、近くにホームセンターがないので、途方に暮れている。

しかたないので、厚いビニールシートで代用しようと、ビニール屋さんに行くと、そこには、ビニールを売り終わった紙の筒。

おおっ。

カレンダーを巻いて送る筒を買わなくてはと思っていた矢先のことで、『この筒ってどうするんですか?』

と、店員さんに尋ねるオジャラ。

捨てるというので、頂いてもいいかと聞くと、3本も出してきてくださった。これで、直接合えない方へのカレンダーを送付しよう。

ツイている。

近所の印刷屋さんからは、推定200枚以上の大きい上質紙の他、紙袋イッパイのメモ用紙。

今まで、少年サンデーを銅版画の拭き取りに使っていたが、白い紙に昇格できるかも。

特に、仕上げの拭き取りは、こっちの方が、インクの残りなんかがよく取れると予想される。

助かるわぁ。

この前も、A0位の紙を大量に頂いて、全部、大道芸人をスケッチしたオジャラ。

印刷屋は大切にしよう。うん。

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