◆◆◆ 054 ★ 作品乾燥棚を作る ◆◆◆

2003.12.20

今まで、小さい版画だったために、絵を干す場所は、小さくて済んでいた。

しかし、大きいサイズの印刷をするとなると、そうはいかなくなる。

新日本造型さんの、画材カタログを見ると、

専門家用作品棚なる品が売られていた。

おおっ。7万円もするのか。

どっちにしたって買えないことだけは確かだった。

アトリエオープンのときに、絵を掛けるために買った、ラティスの余りを利用して、作品棚を作ることにする。

拾ってきた、木のお盆を台にして、組み立ててみる。

額を掛けるためのフックも大量に余っていた。

これを4個並べ、その上に板を敷けば完成だぜ。

最初は、ダンボールの板にしようと思ったが、幅60センチと大きい為、強度を保てない。

紙の乾燥くらいならオーケーだが、カンバスも乾かす予定なのだ。

やっぱ、板が欲しいよなあ。

それに、左右に大きくぐらついている。

スジカイも必要だよなあ。

アトリエは狭いので、キャスターもつけよう。

などと、版画そっちのけで、棚作りに没頭するアタシ。やっぱ、立体の方が向いているのかもしれない。

最初は幅58センチだったのだが、板のことを考えると、60センチ幅の板は、手に入りやすそうだ。

二センチサイズが小さいだけで、板を何十枚もカットしたりしなければならないかもしれない。

そんなこんなで、60センチ幅に手直しし、キャスターもついた、作品棚。

押入れの中にあった、60センチのカンバスというのが、ピッタリと棚になった。

ヌードの絵が描いてあるけど、棚板を買う金がないので、仕方がないのである。

カンバスを、ビニール(ゴミ袋)でカバーして、セットしてみる。(カンバスに、版画のインクなどがついたりするのを防ぐとともに、板が汚れてしまったら、拭き取れるようにするためである。カンバスの表面だと、絵が描いてあり、汚れているのかどうか、解り辛いのである。)

完成。大作だわあ。

明日こそ、本刷りに入るぜ。うん。

クリスマスなので、ポインセチアを買ってみる。

ケータイ電話で撮影したので、画像はイマイチである。

ま、こんなもんだろう。

一枚描いてみよう。

実物を見ながら描くのは久しぶりだぜ。(見ないで描けるから描いているワケですけど、見たくないということではありません。花は高くて買えないので、見ないで済ませているだけです。それに、実物が近くにあったからといって、上手く描けるというワケでもないのです。完成品には、差があまり無いと思われます。)

それにしたって、外で冬越しできるのかなあ。

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