◆◆◆ 043★祝!自力決算終了 ◆◆◆

2003.11.20

オジャラはもう、長いこと、税務書類を眺めては、ぼんやりとするを繰り返していた。

だんだんと、どう帳簿をつければいいのか、どう伝票を整理すればいいのか、そういうことが解ってくる。

そうなのだ。

決算書は、税務署のためにある。

税務書類を完成させる前提で、予め、領収証などをせいりしておくだけでいい。

ウチの場合、借金もないし、経費もほとんどないのである。(その代わり、売り上げもないのだが。)

なるほど・・・・。

結局、本は二冊買う。

どちらも、完全に役に立ったとはいえない。

しかも、帳簿の付け方などというのは、税理士が、自分の仕事をしやすくするために、作らせているとしか思えない。

ウチのような零細に、振替伝票は必要ないのである。納得。

しかも、「法人は、税理士にたのまなければならない」などと、ウソばかり書きやがって。問題だぜ。

税務署には三回足を運び、去年分の自力決算は無事終了。はぁ。今年の分をまたつくらないとなあ。

そんな間に、オジャラはラヂオをゲットする。

不動産屋さんが管理している物件で、お客さまが退去したときに、残されていた品らしい。

どこのどなたか存じませんが、ありがたく使わせていただいています。

オジャラは、コマーシャルにアタマにきてしまうので、FENしか聞かないのだ。FENにコマーシャルがないのかと言われれば、あるのだが、英語なので、逆に、ヒヤリングの勉強になっていい。コマーシャル程度じゃないと、聞き取れないというのが現実なのである。最近は、クリスマスパーティーのお知らせが多い。

小品3枚。

「友人の結婚のお祝いに、絵をあげたいので、なにかある?」

などと聞かれ、ヌードの絵というワケにも行かないだろうと思い、何枚か描いてみる。

この絵は、バーバラ。

エキゾチックフェアで書き溜めた、彼女のスケッチは、何枚か完成しつつあった。

オジャラは、巨大な紙にスケッチするため、そのままでは、普通の家には飾れない。

そんなもんで、小さい紙に描き直す。

ま、こんなもんだろう。

もう少し、余白を作るべきだった。

久しぶりに描くと、どうも、コツを忘れている。

アタシの人物画は、個性が強すぎるので、無難なのも描こうと、花の作品を二枚作る。左が一枚目、右がその次。

さすがに、だんだんと、余白の感覚が戻ってくる。

額縁屋のオヤジは、左の方が好きだと言う。

好みというのは、人それぞれだと思わされる。

結局、お祝い品は、「大道芸の女」の絵になり、この二枚は、誰かに買われる日を待つことになる。

そうして、額縁屋は、どうして「大道芸の女」が選ばれたのか、全く解らないという顔をするのであった。

絵を見る目がないんじゃないのかなあ。

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