◆◆◆ 009★画家の苦悩 ◆◆◆

2003.8.1

普段習字の練習をしている文机の引き出しは、ハンコの道具でイッパイ。

ハンコというのは、作品のサイズによって変えるのが普通で、その度に新しいのを作っているので結構な数に増えてしまっている。

そろそろ、ハンコ作りのバイトでも始めようかなあ。

そうして、一個いくらで作るのかを考えるのが面倒になり、

ハンコのページを作るのを、中断してしまうオジャラなのであった。

今日もご機嫌なお猫様。

アタシが習字の練習をしていると、ノソノソと出てきて、紙の上に横たわる。

ケンカ売っているのかよっ。ったく。

しかし、目につくところにいてくれると、ポーズの観察ができるもんで、

怒りもせずに、放置することに。

アタシの猫の絵は、みんな、ポーズが同じだからなあ。

もう少し、難しいポーズの猫も描いたらどうなんだと、自分を叱りながら、結局また、同じポーズの猫を描いてしまうのよねえ。

ビミョーに違うんだけどね。

やっぱ、同じと言えなくは無いわぁ。

玄関のショップスペースに飾ってある自作銅版画。

銅版画を始めた頃は、紫色の版画にこだわっていたので、ほとんどが紫で印刷されている。

バリには持ってゆかなかったし、ネットでも公開していない作品なのだが、
まあ、新しい作品が出来るまでは並べておこうみたいな感じかなあ。

バリから持ってきた、銅版画の完成品。

こちらも、玄関の壁に展示。

バリで作らせた額は、見栄えがいいんだけど、

どうも、額縁そのものが劣化してしまうみたいで、

ビニールをかけていなかった品は、全部色がはげてしまい、

バリで捨ててこざるを得なかった。

まあ、あちらの気候は過酷だからねえ。

日本で同等に劣化するかどうかは解らないけど、

可能性が無いわけではない。

額そのものは、絵を保護するためにあるわけだから、まあ、痛んでも問題ないよーな気もするのだが、日本の人は、そーいうことに、ウルサイからなあ。

まあ、お持ちの方は、解ると思いますけど、こんな額の、こんな作品であっても、身近なところに飾るだけで、かなりウレシイもんなんっす。

ホンモノだからなあ。

日曜画家時代に描いた油絵。

バリに引っ越すときに、昔の作品はほとんど捨ててしまったのだ。

もっと上手く描けたのもあったんだけど、この油絵は、なんか好きで、捨てられなかった。

下手糞だけど、力があって、なんか、元気が出るのよね。

もっと、マシな油絵が完成するまで、展示される予定。

(非売品です。当たり前っすけど・・・・下手なんで・・・。)

撮影時光が当たっちゃいましたけど、これも、昔描いた作品。

クレヨンで描いた作品。

この頃は、何も見ないで描くことが多かったっす。

だから、ちと、変な部分があるんだけどね。

額縁屋のオヤジが、この絵は額に入れようなどといい、

お店に持って行ってしまったのだ。

自分の絵などは、額にいれなくてもいいと思っていたけど、

馬子にも衣装という感じで、とりあえず、ショップ(玄関)に置かれている。

この絵は、さすがに版画よりは、存在感がある。自分で絵が描けると、便利でいーわー。

昔の絵ばかりショップに置いてないで、早く、新作の販売を開始したらどうなんだよ。オジャラよ。

・・・・・。いくらで売るかが決まんねーのよ。

タイトルの画家の苦悩って、絵をいくらで売るかという、価格設定のことだったのね。深いわぁ。販売開始は、まだ先になりそう。

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