◆◆◆ 005★ハンコや、版画のお道具も、いよいよ到着 ◆◆◆

2003.7.24

今日は足立の花火大会

昨日、アトリエに運んでもらった布をタンスに収納したり、その他の小さい道具をどこにしまおうか考えたり、布を天井からつるしたりしていたら、一日が終わってしまう。まあ、仕方がない。

今まで、収納場所がなくて、ごっちゃりと、迷子状態になっていたので、今度こそ、使いやすく、配置するぞと、アタマをひねる。

写真は、愛用のコーヒーカップ。備前焼の作品。
難波陶房 「備前焼作家難波史一の作品マグカップ コレクション 岡」

ヤフーオークションで落札。ホームページは無いみたいっす。ヤフオクに入って、名前検索すれば、彼の品物は、沢山出品されていますんで、気軽に買うことが可能です。まあ、あれっすね。いくつか求めましたけど、お値段それなりに出すと、かなりいい作品が届きます。

ホームページ、作ればいいのになあ。たぶん、ご自分の工房で作られた作品をヤフーオークションで販売しているという感じっす。(イロイロチャレンジしているみたいですけど、自分の作品の価値を下げている部分もあると思われます。いい作品なんだけどなあ。)

アタシも、自分の作品の販売方法を考えさせられますね。

銅版画の作家さんでも、ヤフオクで、3600円程度で額付きの作品を販売している人がいました。まあ、小さい作品であれば、その程度の値段でもいいかなとも思うんですけどね。版画というのは、その性格上、何枚か同じ作品が出来るわけですから、値段が競りあがるというものでもないし、写真で拝見したかぎり、もう少し高値でもいいような気がしますね。

7.25

引き続き、荷物の整理をする。

今日は、主に、ハンコセット、習字道具、銅版画のお道具などを、どうやって保管するのかを考える。

ハンコは、文机の引き出しに集約。習字道具は、文机の上に。
筆は、文机の横に吊り下げることにする。

銅版画のお道具は、通常の道具と、危険物に分けられ、通常の品は、大きなプラスチックケースに全部収納し、危険物は、玄関の板の下に、床下収納することにする。

お隣のリフォーム工事で出た廃材をもらってきては、家の修理をするオジャラ。おとなりさん、いつもスミマセン。ありがとうございます。

写真は、習字の練習の様子。
オジャラは、山頭火の俳句700句を書き写すという作業を始める。まず、一旦書いた書を床に広げて乾かし、ある程度乾いたら、天井から吊るして、もう一時間くらい完全乾燥させる。

ポストカードに文字を入れたいのだが、いつも、文字で作品の価値を下げてしまうので、どうしても、文字の練習をしなければならないのである。

俳句を書き写すという作業は、文字数がマチマチなので、思いのほか難しい。

目指しているのは、ケータイ画像にしても読める文字。(変な目標で申し訳ないっす。)しかし、今回は、パソコンに表示したときに最適化するように、横書きで作っている。ケータイ画像に使うのは、ムリかもなあ。

それにしても、地球環境破壊的創作活動だわあ。

7.26

書道の練習ばかりしていると、飽きてくるので、油絵を二枚描いてみる。

初回の作品と比較すると、ちょっと、雑になっているかもなあ。

ちょっと気を抜くと、(カンバスの上で絵の具が混じってしまい)すぐに絵が汚くなってしまうのだ。

今回は、下塗りを忘れたしなあ。

結構ボテボテと厚塗りしているので、絵の具は、なかなか乾かないで、

アタシが、絵の横を通るたびに、エプロンや服に、少しついてしまう。

はぁ。油絵って、汚れるわぁ。

猫の絵は、あと10枚位は続けて描いて、感じをつかみたい。

7.27

アトリエには、毎日お猫様も出勤する。

彼女は、新しい家にも、自分のニオイがだいぶついてきたのか、かなり、くつろぐようになってきている。

そうして、アタシの、書の上に乗って、爪を磨いだりしては、「もう止めたらどうだ」などと、目で訴える。

確かに、練習したからといって、上手くなるかどうかは解らない。

それでも、まあ、なにもしないよりはマシである。

何かを掴むつもりで、努力すれば、いつかは手に入れられる。

文字も、絵も、そういう類の技術的な部分が大きいと、アタシは考えている。

ある程度の才能も必要だが、膨大な作品群を完成させたときに、いきなり技術が上がっているということも多い。

技術を磨き続けなければ、一瞬の才能なんて、すぐに飽きられてしまう。

必要なのは、地味な基礎練習を、積み重ねられる精神力なのかもなあ。

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