2003/Mar/5 Today's Model is Miss T
◆◆ 011 ◆◆ 『座る女とサリアピの壺』

T嬢に、ニ回目のモデルを頼んだ時の着物のスケッチから、イラストを描く。

今回は、横顔に挑戦してみる。
モデルの最中、彼女は、『昔キモノのモデルをやっていた』などと話し出す。
背景が少し淋しかったので、サリアピの壺を入れてみる。
最近、買ったバラの苗は、摘んでも摘んでも咲いてくれて有難い。

キモノの模様をどうするか迷う。描き出すと、時間がかかるからなあ。

◆◆ 012 ◆◆ 『着物の女』

こちらのスケッチを展開して、上のスケッチになる。
ははは。

彼女は、アタシのペン画集(素描)の原画を見ていたのだが、
猫の絵に反応。

◆◆ 013 ◆◆ 『黄色い足の女とサリアピの壺』

やはり、色を塗ったほうが、いい感じだ。
夏の着物は、下の襦袢が透けて見えて、とても涼しげなのだ。

夏物なのに、何故か梅の模様。

薄めに塗り上げて、乾かないうちに模様を塗り込む程度でも、
着物の優しい色合いは出ていると思う。
線で模様を描くのであれば、色はつけない覚悟で画面を作る方がいいのかもしれない。

え?この絵はキライ?ピカソが出すぎている?
うーむ。キモノの立体感をもう少し、二次元に展開した方がヨカッタかも???
マジっすか?

美女の絵はどんどんと壊れてゆくのであった。

そうして、ピカソが描いた、キュビズムの女性たちも、
美しかったに違いないと確信するオジャラなのでした。

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