Rica's Works Oil Paintings
date 2004.9

水がめを逆さにする天使(点描の下地-1)

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一応、こんな順番で。

step1 この絵は、今のところ横向きですけど、白い部分がなんとなく、羽に、黄色い部分が人体っぽくみえるので、この色を活かして、何か絵を描こうと思います。
step2
黄色でざっとアタリをつけて、こんな感じに。

天使には、ラッパを持ってもらおうか水がめを逆さにしている所にしようか迷っていますけど、構図的に、『愛の素を地上に振り掛ける天使』みたいな絵になると面白いかなと思い、そういう方向で行こうかなと思っています。

step3

完成

memo

2004.11.15 制作感想:

絵をどんどんと仕上げてゆく。

この絵も、もう少しなんとかなりそうなんだけどなあ。

展覧会を定期的に仕上げ、絵を完成させるという作業は、画家にとって重要である。そういうことでもなければ、絵はいつまでたっても出来上がらない。

2004.9.28 制作感想:

リトグラフに没頭していたため、絵の具はカンペキに乾いていた。

この絵は、アタシの作業スペースのすぐ横に掛けられていたので、チョロチョロみては、天使の絵にしようと思っていたのだった。

点描の背景というのは、思いのほか、ごまかしが効く上に、絵の全体的な完成度や、豪華さがアップする。

なるほどぉ。モネめ、上手くやりやがったぜ。

オジャラよ。このような本音を書きすぎると、アート初心者の読者様が不安になるから、もう少し『点描画は高度な技術が必要で、更に、全体を幻想的な作品に昇華させてゆく』ぐらい、書いておいたほうがいいんじゃないのかよ?

日曜美術館じゃないからなあ。

第一、ウチに来ている人は、アタシの『ごまかしが効く上に』などというコメントを読みたがっているのだから、それを辞めるワケにはいかないわぁ。(爆)

2004.9.14 作成感想:

前に描いた不出来な作品は、一旦点描で下地を整えて、他の作品に描きなおすことにする。

点描の背景は、思いの他どんな作品にも映えるし、下のデコボコもあまり気にならなくなるので、今後も採用される予定。

大きいカンバスに点描するときには、細筆を3-4本同時に使う。

単調な作業なので、この作業の間に、知人に電話をかけること多し。

この絵は人物かフルーツになる予定。

size 10号

2004年9月

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