CDマーカーでの習作を続ける。

版の目立てをしなおして、アルミ板にＣＤマーカーで直接描画する。

そのままだと版が安定しないので、ＳK液を塗る。

製版もしてみたが、逆に版に汚れがついたりしてしまうので、もう製版しないことに決める。

ＳＫ液を塗ると、水の部分がキッパリとするみたいで、版が汚れない。

あとは、ＭＡＸ液で汚れた部分を拭き取りながら印刷する。

オジャラよ。このくらい、銅版画で作れるようになれよ。

銅版画は、まだ、この域まで描画できないで、失敗が続いている。

さすが、リトは、『描くようにサラサラ』と版画になる。

版の保管ができないので、10枚とか、20枚を一気に刷り上げて、版を潰して、また他の作品を作るというのを繰り返す。

どうせ、そんなに売れたりはしない。

この位描けるようになると、少し売れるような気がしてくる。

さすがに、ピカソ展を見に行ったあとだけあり、線は自由に開放されている。

この先、どれくらい破壊されていくのか、考えると怖くなる。