◆◆◆ ステーショナリーシリーズ ◆◆◆

輪ゴムとクリップにチャレンジ。

2004.7記

今回は、ワゴムとクリップを貼り付けて腐食してみます。

今までと違い工夫したところは、ワゴムの面が、銅版にキチント圧着できるよう、のりを利用して、仮止めを行ったところです。

のりは、スティックタイプのを利用し、直接ワゴムにつけて、銅版に仮止めしてゆきます。

クリップは、ビニールコーティングされているタイプの品で、これものりで貼り付けましたが、イマイチ貼り付かなかったです。

その上から、絹糸でぐるぐると巻いて、腐食中に、のりが溶けても、ゴムやクリップの圧着面がはがれないように固定します。

完成はこんな感じ。

結構ワゴムがシッカリと出ています。

クリップは、一部欠落しているのもあります。

グランドを使わないので、安価にできますし、子供なんかにもカンタンに作れる版画ですので、学校なんかでやるのもいいかなと思います。

それなりの作品に仕上がりますし、結構カワイイっす。

よーく見ると、ワゴムぅぅぅぅ?みたいな。

重なったところとか、のりが剥がれてしまった部分もそのまま版になります。

仮止めの段階で、シッカリと銅版にゴムを貼り付けるというのが一番大切っす。