制作方法　エッヂング　　腐食　時間

　印刷枚数　　***　枚
　作成日　　　2006年2月
　

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長谷川潔展を見に行った。

その時に、レースの敷物の上に、ガラスの花器に入ったアネモノの花の版画で、魚が泳いでいるのがあった。

ああ、これが、芸術ですよね。

アタシは理解した。

そう。アタマの上から花。

背景には魚が泳いでいる。

今となってはありがちではあるが、これが芸術なのである。

この話は、この年の夏、藝大公開講座、テラコッタの彫像に参加したときに、北郷センセイが、

「芸術自由」について教えて下さった。

そう、まさに、長谷川潔のこの絵は、「芸術自由」なのである。

私は、そのことを忘れないために、一枚の版画に刻んだ。

この版画を見るたびに、私は、長谷川潔のことを思い出すのである。