◆◆◆2004-043 アテネ ◆◆◆

銅版のサイズ  縦cm × 横cm

 印刷枚数  ****枚
 作成日   2004年8月16日(初回の刷り) 

 作成方法  ドライポイント

 インク    シャルボネブルー

絵の解説。(オジャラよ。解説しないでも理解できる絵を目指せよっ。)

この絵は、開会式の様子です。

上の五つのベルは、五大陸なんだそうです。それを鳴らしている人。

それから、空中を舞いながら、聖火を運ぶ人。

中央には、階段を登り、聖火を点火する人。

左側はオリンピックの旗を運ぶ人たち。

その下の4人は、月桂樹の葉を鳴らす子供たち。

中央には、スタジアムに描かれた文字と、花火が上がっている遠くから見たスタジアム。

階段右側には、選手宣誓する男女。

という絵です。

オジャラよ。そこまで説明しないと理解できない絵というのは、失敗だろう。

はぁ。

版画家への道は遠い。

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2004.8.18

結局2日かけて加筆する。

最初の柔らかい線は、ガビガビとした激しい線に進化。

この作品は結構大きいので、小さく縮小すると全く何の絵か解らない。

絵というのは遠くで見るものなので、この絵は失敗ということになる。

でもまあ、出来てしまったものは仕方ない。

今は、オリンピック応援モードってことで、ヨロシクぅ。

それにしたって、最初は山本容子風だったのに、なんで山口啓介風になっちゃったんだろう。

最近激しいものが版画にでるようになっちゃってさぁ、見えないものが見えるような恐怖があるのよねぇ。

2004.8.16

前の作品を作ってから、大分日が経っていた。

銅版画は、刷るまでに、何かと段取りが必要で、面倒で作れない。

今回は、文房堂アートスクールの生徒による展覧会というのがあり、それ用の作品を作る。

前回から、もう6ヶ月経ったのかというキモチにさせられる。

そうして、展覧会の度に新作を作るというのも、結構大変で、そうかといって、その間に作った作品というのが、これまた、全く展示に適していないというのが情けない。

今回は、試し刷り。もう少しドリルなどで加筆して完成したい。