深沢幸雄展を見に行き、速攻でガラス絵を作ることにする。
001 ● とりあえず、ハガキ大に挑戦
2004.11.6記
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11月4日、深沢幸雄センセイの展覧会を見に行き、早速ガラス絵を作ってみるアタシ。
影響されやすいことこの上ない。 頼りになるのは、展示してあった作品の記憶と、展覧会の図録。実物には負けるが、色や細部など、丁寧に表現された、素晴らしい図録である。 図録には、ガラス絵の作り方などもチラリと書いてあり、参考にする。 <<用意するもの>> ●アクリル絵の具 ●ニードル、(銅版画に似た道具を使っていると書いてあったので、そのまま使う) ●あとは、特に、決まりは無い。 という言葉を元に、制作活動に入る。 まず、ガラスを準備。ガラスには作品のアタリになる、図案を透写するため、同じサイズのダンボールも用意する。 |
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ダンボールに、下絵的なものを描く。
文字は、この時点で反転させておく。 丸い額に入れる予定なので、額の枠のアタリもつけておく。 おおっ。これって、版画系なんだよね。 完成品が、描いている向きと反対になる。 なるほどお。 文字が反転して書けると便利だぜ。 |
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最近お気に入りのCDマジック(写真右側)で、先ほどのダンボールの絵を透写し、細部も書き込んでゆく。
一応、この線は、最終的に残したり、あとから削って、消したりもできる。 とりあえずのアタリってことで進めてください。 CD用のマジックは、ガラスにもシッカリと描けて他の絵の具を追加しても、線が壊れないのでグッド。 一部、ガラスに汚れがあったのか、アクリル絵の具を乗せたら、剥離してしまう文字があったが、それ以外は良好。 |
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線に沿って、イメージした色を重ねてゆく。
とりあえず、線からはみ出ないように塗るのが第一ステップ。 あとは、自由。 自分なりに、まだ、アクリル絵の具に慣れていないということもあり、更に、 原則的には最初に描いた線が、一番上に来るのだが、アクリル絵の具が乾いたら、ガラス面まで削ることが可能なので、一番上に来る面や線は、いつでも描けると考えると、作品が物凄く自由になる。 |
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写真がちょっとぼやけましたけど、一応、こんな感じで、一旦乾燥。
額に入れてみる。 |
![]() 完成。 タイトルは、『Put his hand on my cup.』 猫よ、毎朝、アタシのカップに足を突っ込むのは辞めてくれ。 裏から見た感じと、表から見た感じが随分違いますけど、まあ、こんな感じっす。 最初の黒い線を残しています。 深沢センセイのは、もっと、時間かかっていると思われます。 この陶器製の額に良く合うわぁ。 額縁、全部買い占めるから、額縁屋のオヤジよ、待っていろ。 教訓として、アクリル絵の具はすぐに乾いてしまうので、 もっと大量にガラスを準備し、一気に色塗りして、 絵の具をどんどんと使い切ってしまうような作り方がいいような気がする。 ガラス切りカッターが、錆びていて、ショック。新しいのを買うことにする。 ガラス切りかぁ。高かったんだよなあ。 |
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