額縁とは、実は結構高いもんで、どうしようかと悩んでいるウチに、時間が経っているというのが普通である。

そんで、いざ、額縁屋に行ったりすると、不当に高い値段を提示されて、スゴスゴと帰ってきたりもする。

額とは、なんか、そんな縁遠いところがある。

よく通る道沿いに、いつしかできていた額縁屋は、どことなく安い感じがする。

帰国して、額を作らなければらなず、額縁屋のドアを開いてみた。

オヤジに、扱っている品物に関して聞いてみると、『絵描きでは食えないけど、絵は描ける人が、装飾品として、安価な作品を作っている』のを扱っているのだという。

なるほど。インテリア品なのか。

うーむ。びっ、美術品では無いって事か。

まあいい。その辺は、プロに聞かないとなんともいえないのである。

ストックも沢山あり、希望の価格帯で、いい品を出してくれる。

作品のサイズによっては、フィットする額をメーカーから取り寄せて、マットをつけてもくれる。

便利だぜ。

北千住駅で下車。西口駅前広場の、正面のアーケードを真っ直ぐに、国道４号線に向かう。

４号線に着いたら、渡らずに、右折して、トボトボとあるくと、額縁店がある。

土・日・祝はお休み。

こっ、これって、いつ行けばいーんっすかね？

確か、営業時間は９時から１８時まで。

まあ、でも、安いんで、行く価値はあると思います。

車で行く場合には、国道四号線を草加方面から、上野方面に向かいます。（上野方面から来る方は、千住新橋を渡らずに、下に入り、道なりにユーターンするといいっす。）

北千住駅の交差点の一つ前の信号を越えたら、すぐに見つかります。

ホントっす。

作品に応じて、マットの色とか、額の感じなんかも、変えたほうがいいんです。

いい作品には、格調高い額をつけることによって、作品は、より価値が上がるんです。

そんなこんなで、作品を、お店に直接持参するというのが正しい方法っす。

『この作品に合った、ある程度、見栄えのする額で』、『１万円位で』などと、具体的に、自分の予算を伝えましょう。

絵によっては、例えば、ウチの版画やスガタセンセイの絵みたいに、絵そのものに価値がある場合もあるんです。その場合、あまり安い額に入れると、作品が十分にオーラを発揮できないこともあります。

額というのは、ピンキリなもんで、安いのは安いし、値段中程度でも、いいのもあるんです。

ここには、イロイロな額がありますし、ちょっと傷ついていたりすると、安価に出ていたりもします。（ときどき、新品に近い中古品もある。）

自分で飾ったりする作品の額は、ちょっと位の傷もオーケーなんで、安いときに買っておいたりもします。