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012●どうすれば失敗しないで絵を買えるの?
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多くの収集家の人は、大分失敗しているのがフツーです。
値が上がるとか、価値があるなどと言いくるめられて、
印刷物をつかまされたとかね。
『こっちも欲丸出し』みたいなムードがムンムンしているんでしょう。
『投機目的にしない』
『個展や何かで、実際の作家さんにも会ってみる』
『他の画廊も見て、値段もチェックしてみる』
『値段は予算内、ローンなどで買わない』
『実物を必ず見てから買う』
ということに気をつけましょう。
結婚だって、失敗することもあるんです。
アート初心者のアナタは、予算を決めて、その範囲で、探してみるということからスタートしましょう。
バッグやスカーフなんかと比較して、情報の量は少ないですけれど、
その分、一点モノですからね、同じモノを持っているひとが世界に誰もいないのです。
そう考えると、結構ウレシイっすね。
失敗を恐れないで、まず、一枚、お小遣いの範囲で買ってみるというのがいいと思います。
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チャリティー系を狙ってみる
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チャリティーとして販売されている版画は、安価なことが多いです。
筋もシッカリしたところから出ている場合(作家本人が寄付している)が多いので、
そういう会に行ってみるといいですね。
安いので、バンバン売れているし、大掛かりな展示会だと、点数も沢山出ていて、何も買わなくても、
見るだけで楽しいです。
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お気に入りの画廊を作る
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画廊って、ホントウにイロイロとあって、ビックリしますね。
キレイとか、作品が見やすいということの他に、女将さんが、気が利いていて面倒見がいいとか、
店内でゆっくりできるとか、やけにくつろげるなど、イロイロなパターンがあって、
どこも思い出深いです。
アタシも、いつか個展を開くかもしれないですど、画廊巡りは、そういう観点からも、
楽しいひと時です。
そうして、価格設定もそれぞれで、作家さんや画廊の頑張りというのが、
買うほうにも伝わってくるのです。
画廊巡りのお友達というのを作り、月に一度くらい、一緒に出かけるようにするだけでも、
結構目が肥えてくるものです。
アタシのHPにも、お友達の個展情報や、チャリティー系版画の販売の情報なんか、
乗せていますので、ぜひ足を運んでみてください。
アタシのお友達の作家さんたちはほとんどが無名ですから、作品もメチャクチャ安い場合多しっす。
でもね、安いからという理由で買ってはいけません。
『欲しいから』
『飾りたいから』
『気に入ったから』
そういう気持ちがないと、作品を大切にできないのです。
アーティストは、一生懸命に作品を作っています。
ですからね、大切にしてくださる方が買ってくれるといいなと、いつも思っています。
それは、『里子に出す猫の飼い主が、イイ人でありますように』と願う親心と一緒っす。
それにしたって、アナタも、ヒマですねー。
アタシも、一日で書上げたので、かなり疲れちゃいました。
次回は、アートの保管方法や、管理のことなんかもご紹介しようと思います。
お楽しみに。
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